アメリカで主流のホームステージングは、日本でも売却活動の一環として導入されつつあります。
そこで今回、ホームステージングとはなにか、メリットはどんなことがあるのか、費用はどれくらいかかるのかを解説します。
ぜひ、不動産売却を検討している方は記事を参考にしてみてください。
家の売却時に検討したいホームステージングとは?
ホームステージングとは、売却する中古物件をインテリアでコーディネートし、室内を素敵に演出する手法のことです。
新築物件のモデルルームをイメージすると、わかりやすいかもしれません。
アメリカでおこなわれた調査では、ホームステージングを実施した物件は、そうでない物件に比べて6%以上高く売れ、売却期間も通常の半分程度だったとの結果がでています。
また日本の調査でも、ホームステージングを実施した物件は、そうでない物件に比べ、売却期間が3分の1程度に短縮されることがわかりました。
ホームステージングで家を売却するメリットとは?
ホームステージングをおこなうメリットは、4つあります。
●家の第一印象が良くなる
●リアルな生活をイメージできる
●早期売却につながる
●販売価格の値下げがおこなわれにくい
売り出し中の家に家具家電を整えることで、実際の暮らしをイメージしやすくなります。
また、ホームステージングによってステキな空間を演出すると、購入検討者に好印象を与えることができるでしょう。
家の印象を良くし、実際の生活をイメージしやすくすることにより、早期売却が期待できます。
さらに、家を魅力的に演出することで、購入検討者に値引きされづらくなるのです。
家の売却時にホームステージングを利用する場合の費用は?
ホームステージングの費用相場は、5〜30万円です。
しかし、家の広さや利用するプラン、居住しながらおこなうか、空き家でおこなうかによって、費用は大きく変わります。
居住しながらおこなう場合は5万円前後
ホームステージャーと言われる専門アドバイザーからアドバイスを受け、所有者が準備することが一般的です。
家具家電をレンタルしないため、コストを抑えられます。
ただし、場合によってはレンタルが必要になる可能性もあります。
空き家でおこなう場合は15~30万円前後
空き家ではインテリアなどのレンタルが必要であるため、費用が高額になります。
インテリアをレンタルする場合、ひと月単位ではなく、数か月単位での契約が一般的です。
そのため、売却価格がホームステージング費用と見合っているのか、不動産会社と相談する必要があるでしょう。
ホームステージングをおこなう際には、家の査定額とホームステージングにかける費用のバランスを考えると良いでしょう。
まとめ
ホームステージングは、家の印象を良くし、実際の暮らしをイメージしやすくする効果があるため、早期売却の可能性を高めます。
実施する内容によって費用が大きく異なるため、費用対効果を見極めることをおすすめします。
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