マンション売却で、もっとも重要な売却活動は「内覧」です。
内覧の良し悪しが、その後の成約に繋げるといっても良いほど大切になります。
そこで、マンションの売却をご検討中の方に、内覧の流れや内覧前の準備、当日の対応についてご紹介していきます。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちらマンション売却での内覧の流れとは
マンションを売却する際にもっとも大事なのは内覧です。
内覧で好印象を与えることができれば、その後の売却がスムーズに進んでいきます。
ここでは、マンションを売却する際に重要な内覧の流れをご紹介します。
内覧の流れ
マンション売却での内覧の流れは以下のとおりです。
①不動産会社から内覧予約の連絡が来る
マンションの売却活動では、不動産会社が広告宣伝活動をおこないます。
広告宣伝によって、購入希望者が現れた場合に、不動産会社から内覧の予約が入ったことを知らされます。
内覧の予約は、購入希望者の予定に合わせたケースが多く、休日の土日や祝日に予約が集中する場合が多いでしょう。
また、1~2週間後の予約の場合もあれば、当日や翌日を希望している購入希望者も出てきます。
また、平日は一人で下見をし、後日家族で内覧を希望するケースもあり、購入希望者によって異なることも注意しておきましょう。
②内覧の準備
購入希望者から内覧の予約が入ったら、すぐに内覧の準備をしましょう。
内覧では、購入希望者はひととおり部屋の様子を知りたいので、部屋だけでなくベランダ、浴室、クローゼットもなるべく見せれる状態にしておくと良いでしょう。
③内覧当日
内覧当日は、1組につき数分から数時間かかることを予定しておきましょう。
丁寧に見る方なら1~2時間程度かかることもあれば、15分程度で内覧が終了する場合もあります。
また質問された際は、丁寧に回答できるようにしておきましょう。
ここまで、内覧の流れをご紹介してきましたが、どのくらいの内覧件数で成約に至るのでしょうか。
内覧の平均件数とは?
通常、マンション売却の成約に至るまでの内覧件数は、5~10件程度が多いようです。
先述の件数はあくまでも目安で、内覧によっては1回で決まることもあれば、30回やっても決まらないこともあります。
できるだけ少ない内覧件数で売却したい場合は、戦略を立てて対応していくことが必要になります。
たとえば、どういう方をターゲットにしているのか、また購入者の立場に立って考えてみるのも良いでしょう。
マンション売却で内覧前にしておきたい準備について
内覧を成功させ、できるだけ早く売却させるためには、念入りな準備をしておく必要があります。
部屋の掃除をする
内覧準備で、最低限しておきたいのが、部屋全体の掃除です。
内覧時に、部屋が片付いていなかったり、汚れていたりすれば、当然悪い印象を与えることになります。
部屋がキレイでスッキリ片付いているだけで、マンションの部屋は清潔感があり好印象を持ってもらえる可能性が高くなります。
とくにしておきたい掃除すべき場所は3つあります。
水回り
もっとも汚れが目立ち悪い印象を与えてしまうのは、キッチンや浴室、トイレといった水回りです。
水回りは、毎日利用する場所でもあるため、汚れやすく、汚れも落としにくい場所でもあります。
その際は、ハウスクリーニングを利用するなどして、対策しておくことをおすすめします。
リビング
家族みんながくつろぐスペースであるリビングも、散らかりやすい場所です。
ごちゃごちゃ物が溢れていると、良い印象を与えないため、マンション売却を機に処分する予定がある場合は、内覧前に整理しておくことをおすすめします。
また、収納スペースがある場合も、整理整頓することを忘れないようにしましょう。
玄関
マンションの内覧時に、初めに見るところは玄関です。
靴が散乱していたり、ゴミが溜まっていたりしないように気を付けましょう。
また、玄関にあるシューズクローゼットには、どのくらいの靴が収納できるのか、確認する方も多いため、整理を忘れずにしておきましょう。
バルコニー
内覧時にはバルコニーに出て、外の景色を見たり、日当たり具合を確認したりする方もたくさんいます。
忘れがちですが、必ずバルコニーも掃除しておきましょう。
また、当日はできるだけ洗濯物を干すのを避け、生活感を出さないようにしておくと良いでしょう。
部屋のにおい対策をする
内覧の準備で、ついつい忘れがちなのが、におい対策です。
普段生活をしていても気にならないにおいでも、他の方には不快に感じることがあります。
とくに、タバコやペットのにおいは敏感に感じる方もおられるでしょう。
消臭スプレーを利用したり、部屋中を換気するなど対策をしておくと良いでしょう。
スリッパを用意しておく
内覧時に気持ち良くみてもらうためにも、購入希望者のためのスリッパを準備しておくと良いでしょう。
また、その際は何人来ても良いように多めに準備しておくことをおすすめします。
マンション売却で内覧当日に心掛けたい対応
マンション売却を成功させるためには、下準備だけでなく内覧当日の対応も重要となってきます。
内覧当日に心掛けるべき対応としては以下のとおりです。
内覧が長引きそうならお茶出しをする
内覧当日は、基本的にお茶を出して対応する必要はありません。
ただし、内覧が長引きそうな場合はお茶出しをして、もてなすと良いでしょう。
ちょっとした気遣いを心掛けることで、購入希望者にとっても良い印象となります。
聞かれた質問には誠意をもって対応
購入希望者からの質問には、どんな些細なことでも誠意を持って対応するようにしましょう。
ときには、不具合はないのか、治安はどうかなどネガティブな質問をされることもあります。
そんなケースでも、うやむやに対応するのではなく隠さずに対応することが大切です。
ただし、売却するマンションがネガティブな印象にならないように対応には気を付ける必要があります。
事前に、不動産会社へ相談してアドバイスをもらっておくと良いでしょう。
部屋を明るくしておく
内覧当日は、できるだけすべての部屋の照明をつけて、さらにカーテンも開けておくようにしましょう。
部屋が明るいと、清潔感を感じやすく良い印象が残りやすいからです。
内覧当日までに、切れそうな電球はないかなどを確認しておくと良いでしょう。
口約束は避ける
内覧では、売主と購入希望者が直接話すことがほとんどです。
その際に、物件を押さえておきたいと口約束を取り付けようとする方もなかにはいます。
売却できそうだからと、安易に口約束をしてしまうと、後々トラブルになってしまうこともあります。
そのため、口約束ではなくすべて書面でおこなうようにしましょう。
また、価格の交渉をされた場合は「価格を下げる」など、安易に口走らないように気を付けることが必要です。
周辺情報も共有しておく
内覧当日は、マンションについてだけでなく周辺情報も共有しておくと良いでしょう。
実際に購入希望者が住めば、近くに何があり、駅までどのくらいかかるのか調べなければなりません。
そのため、駅までの近道や、スーパーマーケット・コンビニ、病院など、周辺の情報を伝えてあげることで、購入希望者もイメージが湧きやすくなるでしょう。
まとめ
マンション売却での内覧の流れや内覧前に準備しておくべきこと、また内覧当日の対応ポイントについてご紹介してきました。
マンション売却をするにあたって、いかに内覧を成功させるかが鍵となります。
内覧をおこなう際は、事前に流れを把握しスムーズな売却に繋げましょう。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら目次