冬になると自分の部屋にイルミネーションを飾りたい方も少なくないでしょう。
電飾で彩られたマンションは、見ているだけで気分が高まるうえ、季節のイベントを存分に感じることもできます。
しかしマンションの場合、気軽に設置できないのが難点です。
本記事では、マンションのベランダでイルミネーションを飾る場合の方法を解説しています。
ルールに沿って正しい方法で設置しましょう。
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弊社へのお問い合わせはこちらマンションベランダにイルミネーションを設置する際の管理規約
冬になると、自分の家にイルミネーションを飾る方も少なくないでしょう。
しかしマンションの場合、共用部もあるため一戸建てのように自由にイルミネーションを飾ることができません。
ここでは、マンションでイルミネーションを飾りたい方のために、設置のときの管理規約について解説します。
物件によって異なりますので、一度自分が住んでいるマンションの管理規約も確認してみてください。
イルミネーションは禁止されていないか
イルミネーションの設置の有無は、管理規約や使用細則などに記載されています。
専有部であれば設置がOKでも、共有部での設置はNGとしているところがほとんどです。
もちろん物件によって異なるため、設置前に必ず管理規約や使用細則を確認し、イルミネーションが禁止されていないかチェックしておきましょう。
ちなみに、マンションの共用部とはベランダ(バルコニー)や外壁などが挙げられます。
「ベランダは専用部では?」と思う方もいるでしょう。
しかし、実際は避難経路になっているケースが多いため、勝手に設置することはできません。
ただし、なかには「手すり内で楽しむならOK」としているところもありますので、やはり管理規約や使用細則を事前確認しておくことが大切です。
また「設置禁止」と書かれていないところでも、基本的に共用部に物を置くのは禁止されているため、吊るしたり貼り付けたりなどの行為は避けましょう。
そもそもマンションではどのようにイルミネーションを設置するのか
マンションでイルミネーションを設置する場合、一般的にはエアコンの配管用の穴や窓の隙間などを利用します。
配管用の穴はだいたい延長コードが1つ入る程度の大きさになっており、なかには粘土みたいなもので固められているところもあります。
この場合はがしても問題ありませんが、不安な方は他の方法を試してみてください。
薄い延長コードなら、窓の隙間からでも設置可能です。
普段よく開け閉めする窓は外れやすいので避け、必ず防水のものを選びましょう。
マンションのベランダに適したイルミネーションライトの種類
ひと口にイルミネーションといってもライトの種類はさまざまです。
マンションのベランダに設置する場合、どんな種類が向いているのでしょうか?
ここでは、ネットライト・モチーフライト・チェーンライトの3つをピックアップしてご紹介します。
ネットライトとは
文字どおり、ネットタイプのライトです。
フェンスに植え込みかぶせて使用するもので、ベランダにも適しています。
他のライトとは違い一面がキラキラ光るため、1つ持っていればかなり役立つでしょう。
窓や生垣への設置もおすすめです。
モチーフライトとは
このタイプは、立体的になっているのが特徴です。
いわゆるキャラクターに象られたものがこれに当てはまります。
冬になるとスノーマンやサンタなどのモチーフライトが登場しますが、ベランダの印象をグンとアップしてくれるでしょう。
チェーンライトとは
イルミネーションではお馴染みのライトでしょう。
一本線にさまざまな形状の照明が付いており、色もさまざまです。
電池で付けるタイプとコンセントにさすタイプに分けられ、屋外で使用する場合は電池で付けるのが一般的になります。
ベランダはもちろんのこと、窓にもぴったりなイルミネーションです。
その他のライト
他にも、ロープタイプやカーテンタイプ、フォールタイプなどさまざまな種類があります。
一般的にマンションで活躍するのはストレートタイプ・ツララタイプ・ネットタイプ・3Dタイプ・モチーフタイプの5種類になり、ホームセンターや雑貨屋などで手軽に購入できます。
チェーンタイプは、長さが短いものであれば100円ショップでも売っています。
初めてベランダに設置する方には、長すぎないもの・電源の位置に左右されないもの・防水対策が簡単なものなどがおすすめです。
マンションの場合、イルミネーションの設置が禁止されているところもあり、禁止されていなくても隣人に迷惑をかけるようなものは設置できません。
狭い範囲で使用でき、かつ水に濡れても問題ないものを選ぶと良いでしょう。
汎用性が高いものなら使い勝手が良いので便利です。
マンションベランダのイルミネーションの電源のつなぎ方
先ほどベランダでの設置方法について簡単にご紹介しましたが、ここでは電源のつなぎ方をご説明します。
屋外ですから、防水対策もしっかおこなっておきましょう。
エアコンの配管用の穴を利用する
一般的に、設置方法は主に2つ挙げられます。
1つ目は、エアコンの配管用の穴を利用すること、2つ目はフラットケーブルを利用することです。
まずエアコンの配管用の穴を利用する方法ですが、ほとんどのマンションは延長コードが通るくらいの隙間があります。
ここが利用できれば一番簡単ですが、粘土で穴が詰まっている場合は少々困難です。
一旦粘土を取り除くことになり、再度穴を塞ぐときは新たにホームセンターで粘土(パテ)を買ってくる必要があります。
また、延長コードも防水タイプを選びましょう。
フラットケーブルを利用する
次に、フラットケーブルを利用する方法です。
フラットケーブルとは、細いケーブルが複数束ねられたものを指します。
平面状に束ねられているため細い隙間でもスムーズに入るうえ、窓から電源を設置する場合にも重宝するでしょう。
少々強度は弱いですが、一時的にイルミネーションを設置するだけなら問題ありません。
ただなかにはサッシがうまく閉まらなくなる場合がありますので、気を付けてください。
延長コードの長さはベランダの広さに合わせて選びましょう。
お店によって売っている長さが異なりますが、なかには3m以上の延長コードが売っているところもあります。
短いものを買って、外で延長させる方法も可能です。
防水対策について
屋外で使用するので、防水対策も欠かせません。
防水・防塵のIP規格がありますので、最初からそういった種類を用いるのも効果的です。
ホームセンターなら基本的に売っていますが、雑貨屋や100円ショップのものは防水対策がなされていないものが多いので気を付けてください。
この場合、丸形プラグを使用すると防犯対策ができます。
電源コンセントには屋外用と屋内用があり、後者のコンセントは四角型になっています。
部屋で使用するコンセントをイメージすると分かりやすいでしょう。
一方で前者のコンセントは屋外でも使用できるように丸形です。
他にも、防水テープを使用することもできます。
「一時的に使用するものだから防水対策にあまりお金をかけたくない」という方におすすめで、自己融着テープでコンセントの周りを巻きつけるだけで簡単に防水されます。
2、3周巻くとより防水性が高まります。
まとめ
マンションは専用部と共有部があるため、一戸建てのように自由にイルミネーションを設置することができません。
また管理規約も物件によって異なりますから、必ず事前に確認してから飾るようにしましょう。
防水対策も必要不可欠です。
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