子どもの独立などをきっかけに、ダウンサイジングでの買い替えをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、ミドルエイジの方が住まいをダウンサイジングする理由についてお伝えします。
また、ダウンサイジングにはマンションが適している理由と、買い替えに向いている方もご紹介しますので、ぜひお読みください。
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弊社へのお問い合わせはこちらミドルエイジが住まいの買い替えにダウンサイジングする理由は?
一戸建てに憧れて郊外に家を購入した方も、子どもが独立すると、住まいの買い替えを検討し始めます。
そのとき、今より小さい物件にダウンサイジングして、夫婦2人に適した広さにするのも選択肢です。
住まいの買い替えを考えるきっかけは?
子どもの独立は、多くの方がダウンサイジングをともなう住み替えを考え始める理由のひとつです。
子ども部屋が欲しくて購入した物件は、子どもが独立するとむだなスペースも多く、掃除も負担に感じるようになることからコンパクトな暮らしへの憧れも芽生えます。
そこで、2階部分を取り除くダウンサイジングのリフォームを検討し始めると、建物の老朽化も気になり、シロアリ対策など工事は大規模になるばかりです。
将来を考えると、バリアフリー化工事もしておきたくなります。
とはいえ、リフォームをしてもいつまでこの家に住むのかわからず、子どもが帰ってくる見込みのない家にお金をかけるのは今ひとつその気になりません。
しかも、今後、収入が増える見込みもなく、年金生活になるのがわかっている年齢を迎えた今、融資を受けてまでリフォームするのは気が引けます。
車の運転はいつまでできるか不安
子育てに適した環境を求めて購入した郊外の物件を手放して、生活に便利な場所に住み替えたいと思うのは、運転免許の返納も理由です。
子どもが成長すると学校や塾などの送り迎えもなくなり、通勤と買い物以外の運転回数が減ってくると、車の維持費を負担に感じるようになります。
また、実家のご両親が他界すると家族一緒に出掛けることも減り、車のダウンサイジングを考えなければなりません。
その上車、40代あたりから車の運転中の反応の鈍さが気になり出し、50代後半になると、ヒヤッとすることも多くなり、運転が怖くなるのも事実です。
車の関係する事故の多くは、高齢のドライバーが関係することから、運転に自信がなくなったことをきっかけに、車を手放して免許返納する方も増加しています。
多くの自治体が免許を返納した方に公共交通機関の利用チケットの配布などのサポートを提供しているため、生活の利便性が低下する心配はありません。
ダウンサイジングの買い替えならマンション!
車なしでは生活できない郊外からの住み替えは、これからのライフスタイルを最優先に考えます。
一戸建てからのダウンサイジングを目的に買い替える場合、立地の良いところにあるマンションがおすすめです。
夫婦2人で暮らすなら立地の良いところを狙う
運転免許返納を前提に物件選びをするなら、まず駅近などの公共交通機関の利用しやすいところを条件にすると良いでしょう。
郊外は、のんびり暮らすには適していますが、日常生活に欠かせない施設が近くにあるとは限りません。
近い将来、車を手放したときは、買い物もままならなくなり、今の生活の質を維持できなくなります。
年齢を重ねて足腰が弱くなると、バスの乗り降りや駅の階段も一苦労です。
立地の良いところは、生活に欠かせない施設があつまっているため、普段の生活に困ることはありません。
急に体調が悪くなったときを考えると、夜間や休日に対応する病院が近くにあるだけで安心です。
郊外は、夜間はもちろん昼間も人通りが少ないこともあり、高齢になると心細く感じてしまいます。
駅や商業施設に近いと人の往来も多いことから街に活気があり、高齢になると気持ちも明るくなるなどのメリットも見逃せません。
一戸建てよりマンションがおすすめの理由は?
マンションはコンパクトでむだなスペースもなく、ワンフロアのためほとんどの物件がバリアフリーです。
多くの一戸建ては2階建てになっており、玄関までのアプローチが階段の物件も多くあります。
マンションはエントランスまでがバリアフリー化してあり、エレベーターも整っているため、段差はほとんどありません。
また、立地の良さが物件の魅力につながることから、利便性の良いところに多くあり、複数の物件から好みのタイプを選べる点もマンションの良さです。
さらに、資金計画を考えると、今の住まいの売却価格で購入できることが住み替え先の条件になります。
利便性の高いところの一戸建ては手が出ませんが、コンパクトなマンションなら購入できる物件を複数見つけることも可能です。
ご自身が他界したあと、マンションのほうが購入を希望する方が見つかりやすく高く売れることも、子どもの負担を軽くするのに役立ちます。
ダウンサイジングの買い替えはどんな方に向いている?
ダウンサイジングをともなう買い替えは、子どもが独立した方すべてに向いているものでもありません。
そこで、どのような方にダウンサイジングの買い替えは向いているのか、いくつか例をあげてご紹介します。
年齢に応じた暮らし方を楽しみたい!
何歳になってもやりたいことや叶えたい夢をお持ちの方、この先の人生も充実させたい方にこそ、ダウンサイジングは向いている買い替えです。
興味のあるイベントに参加する場合も、利便性の良いところなら免許返納後も諦めることもありません。
今まで仕事や子育てをがんばってきたから、残りの人生はやりたいことを思いっきりやり遂げたい。
この想いを夢で終わらせたくない方は、持て余してしまう広さの家を処分してダウンサイジングの買い替えをおこない、暮らしやすい生活を手に入れるのが向いています。
できることは夫婦2人でやりたい!
独立した子どもに迷惑をかけたくない、できることは夫婦で暮らしたいとお考えの方も、住まいの買い替えが向いている方です。
手頃な広さで、自分たちのできる範囲で掃除や手入れができることは、高齢の方にとって大きな自信になります。
人の世話にならずに生きたいとの願いは、年齢を重ねるごとに強くなるばかりです。
子どもとの同居はお互い気を遣ううえ、介護付き高齢者住宅は、なんとなくまだ早いように感じます。
子どもが独立したあとは、孫が遊びに来る日を楽しみに暮らすおじいちゃんおばあちゃんになるのは多くの方が思い描く理想の姿です。
買い替えてダウンサイジングした家は、住みやすく、孫が遊びに来る日を待つのに向いています。
資金計画に無理がないこともポイント
住宅ローンを完済済みで、今の住まいを売却したお金でダウンサイジング用の不動産購入資金に充当できる方も、買い替えに向いている方です。
住宅ローンが残っている場合は、完済しなければ売却できません。
また、売却した金額で購入できる物件でなければ、手持ちの資金や新たな借り入れを検討しなければならないなど、負担が増えるばかりです。
高齢になって新たなローンは組みにくく、子どもに迷惑をかけることになりかねませんし、老後の資金は残しておくためにも資金計画に無理のない範囲にしましょう。
まとめ
子どもが独立して夫婦2人には広すぎると感じるのが、ダウンサイジングを目的に住まいを買い替える多くの方の理由です。
コンパクトなマンションなら家の売却価格で購入できる物件も多く、免許返納後も不便を感じることはありません。
ダウンサイジングは、これから先の人生も充実させたい方に向いている買い替えです。
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