一戸建てを購入したからプールを設置したいけれど、費用がいくらかかるかわからずお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、一戸建てに後からプールを設置する際の工事費用や維持費、設置するメリットについてご紹介します。
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一戸建てに費用をかけてプールを設置するメリット
購入した一戸建ては、自分好みに改装できるため、施設や設備も自由に設置できます。
プールがある暮らしのメリットは、すぐに泳げるだけではありません。
いつでも手軽にトレーニングができる!
トレーニングに水泳を取り入れている方は多く、マイホームにプールがあれば、気が向いたときにいつでも泳げます。
近年、高齢の方やリハビリトレーニングに取り組む方は、膝や腰に負担のかからない水中ウォーキングを取り入れる方も増加傾向です。
水に入るのがおっくうな方や抵抗を感じる方は、日光浴をするだけでも気分転換になります。
自宅に利用できる施設があれば、スポーツジムやスイミングクラブへ行く時間や、ウエアを持ち歩く負担もかかりません。
また、足を浸すだけで涼しくなり、冷房代金を節約しながらゆったり過ごせます。
災害が発生したときの備蓄水として役立つ
地震や大雨などが原因の断水時は、プールの水を生活用水に利用できて便利です。
雨水を利用した貯水施設を設置せずに、防災への備えが整います。
飲料水には使用できませんが、トイレを流すなどの生活用水は、意外に必要です。
備蓄用の水を保管するスペースも不要になるなど、断水時の備えのために居住空間が狭くなるデメリットを解決できます。
また、プールがあると、水面のきらめきを楽しめるのもメリットです。
室内から眺めるだけでも楽しめますが、反射した光の揺らめきの美しさは、言葉になりません。
昼はもちろん、夜の美しさは格別です。
光の揺らめきはリラックスできる効果もあり、疲れをやわらげるとともに、心地よい眠りへと誘います。
孫や子どもの遊び場を確保できる
子どもにとって、プールは泳ぐよりも水遊びを楽しめるのがメリットです。
大人は、はしゃいでいる姿を眺めるのも楽しく、喜んでくれるだけでうれしくなります。
時間を気にせず、いつでも、好きなだけ遊べるのも魅力です。
ビニールタイプは、使用しないときは収納できて便利ですが、準備や片付けにかかる手間は負担に感じます。
自宅にプールを備え付ければ、ビニールタイプに入れなかった大人もいっしょに遊べるのもメリットです。
遊び疲れたときは、プールサイドでバーベキューなども楽しめます。
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一戸建てにプールを設置する工事費用はいくら?
プールの工事費用は、大きさと工法によって異なり、設置場所によっても違いが生じるため注意が必要です。
今回は、土地の購入費用は除外し、設置工事だけに絞ってご紹介します。
購入した一戸建てに後付け工事にかかる費用
取得済みの庭に後付けする場合、工事費用は300~500万円が目安です。
コンクリートを打設する工法にかかる費用であり、大きさは家庭用になります。
学校などにある25mの長さを確保したい場合は、数千万円必要です。
大きさや深さに比例して工事代金は高額になるため、あらかじめ利用目的を明確にしておきましょう。
トレーニングに利用する場合は、距離を確保するために細長い長方形が適します。
一方、子どもの遊び場やリラックスするのが目的の場合は、設置場所に応じた自由なデザインも可能です。
浅いタイプでも満足できるため、少ない予算でも施工できます。
新築する一戸建ての工事費用は?
30坪の一戸建ての場合、2.5m×5mのプールと駐車スペース(2台分)で合計50坪必要です。
この場合、建物も含めて総工費は2,000万円台くらいが相場になります。
また、設置場所によっても工事代金は異なるため、注意しましょう。
周囲の視線が気にならない屋上は、水の重さを考慮した建物にしなければなりません。
防水工事の代金もかかるため、庭に設置するときよりも高額になります。
このほか、屋内の1階または地下部分に設置する場合は、内装の湿気対策が必要です。
換気設備を充実するなど、本体もさることながら、本体以外の設備の導入にもお金がかかります。
中庭に設置するときは、庭に取り付けるときと違いはありません。
どちらも、周囲の視線を遮るフェンスなどの設置代金が別途必要です。
プールを設置する工事する前に知っておきたいポイント
設置するときは、コンクリート打設する以外に、底部分だけにコンクリートを使ってライナーシートを利用する工法や防水性を重視したFRP工法などがあります。
また、海外の既製品を利用するのも可能であり、短期間で完了できて水漏れへの不安を解消できる点が魅力です。
家庭用であっても、流水タイプや温水なども施工できます。
ジェット機能や専用ヒーターなどの導入コストがかかるため、工事前に見積りを依頼しましょう。
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一戸建てにプールを設置したときの維持費用は?
購入後の一戸建てにプールを設置できた後は、維持費も気になります。
水道代にくわえて、電気代もかかるため、設置前に試算してみましょう。
維持費で一番かかるのは水道代?
学校などに導入している25mサイズは、20~40万円の水道代が、ひと夏に必要です。
家庭用はサイズが小さいため、そこまで高額にはなりません。
屋外タイプは蒸発分を補う方法により、総入れ替えは1年に1回で済みます。
使わない季節も水を入れたままにする方法が定着しており、水の入れ替えは、3分の1を1年に1回入れ替えるだけです。
維持費は、どちらかといえば、水道代よりも電気代がかかります。
家庭用は専用の循環型ろ過器を取り付けるため、運転し続けるための電力が欠かせません。
さらに、薬剤も投入しなければならず、1か月の維持費は総額6,000円~1万円が目安です。
機器代金は安いものでは数千円、高額になると数万円、本体工事の際に同時に取り付けます。
高額なタイプは水の入れ替え回数を減らせるため、維持費を低額にできる点がメリットです。
掃除の頻度とその費用
設置工事をおこなうメーカーによっては、オプションで掃除ロボットを準備している場合もあります。
自走式のため、小学校高学年の子どもでも操作できるほどかんたんです。
掃除する回数は、使用する頻度にもよりますが、1週間に1回、床面をメインにおこないます。
屋外に設置した場合は、虫やホコリなどが入るほか、雨の影響もあるため掃除する頻度を増やさなければなりません。
冬に雪が少ない地域では、ドーム型のカバーを設置すると、雨などの影響を遮断できます。
掃除の回数はもちろん、ろ過器の薬剤も使用量を減らすと、水道代の節約も可能です。
維持費を安くするには、充実した設備の導入が欠かせません。
このほか、屋内に設置した場合は、雨水や直射日光、虫やホコリなどの影響が少なくなるため、掃除の回数は少なくて済みます。
そのほかにかかる維持費は?
維持費よりも、付帯設備に費用が必要です。
転落事故を防ぐため、専用の警報装置を取り付けておきます。
落ちたとき以外にも、近づくだけで稼働するタイプもあるため、安全を確保するために導入を検討しましょう。
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まとめ
購入後の一戸建てにプールを設置すると、気が向いたときにトレーニングに利用できるほか、断水時の水を確保できるなどがメリットです。
工事代金の目安は300~500万円、このほかろ過器やカバー、転落事故防止の警報装置にも費用がかかります。
維持費はおもに水道代とろ過器の電気代にくわえ、専用の薬剤も必要です。
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