建売住宅を購入したあとでも、太陽光パネルを設置することは可能なのでしょうか。
また、今では、設置している住宅が多い太陽光パネルですが、どのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
そこで今回は、太陽光パネルを後付けできるか、メリット・デメリット、費用についてご紹介します。
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建売住宅購入後に太陽光パネルを後付けできるのか
建売住宅を購入した後に、太陽光パネルを設置することは可能なのでしょうか。
また、新築設置時との違いは何か気になりますよね。
この章では、建売住宅購入後に太陽光パネルを後付けできるのか、新築設置時との違いについてご紹介します。
太陽光パネルを後付けできる?
結論からいうと、太陽光のパネルを後付けすることは可能です。
既にお家を所持している方で、太陽光パネルを設置したいというケースは多いです。
太陽光パネルをつける理由は、人それぞれですが、以下の内容がよく見かける設置希望理由です。
まず1つ目の設置希望理由は、新築購入時は金銭的に諦めていたケースです。
新築を建てたころは、何かとお金がかかり太陽光パネルに費用をまわす余裕がないことが要因でしょう。
2つ目の設置希望理由は、近隣の方が太陽光パネルを設置し興味がでたケースです。
ご近所の方が設置しているのを見ると、信頼度が高まり、「うちも設置したい」ということがあります。
3つ目の設置希望理由は、お店や、ネットで太陽光パネルの広告を見たケースです。
お店で設置の勧誘をされたり、太陽光パネルの広告を目にすることで、興味を持つことが多いです。
4つ目の設置希望理由は、太陽光パネルを設置すると費用の負担が減るという口コミを見たケースです。
ネットの口コミだけではなく、営業マンからの勧誘で設置を希望する方も少なくないでしょう。
新築設置時との違い
建売住宅購入後に太陽光パネルを設置するのと、新築時に設置するのでは、どのような違いが生まれるのか気になりますよね。
まずは、工事依頼する会社が異なります。
新築時は、ハウスメーカーか太陽光専門業者に依頼し、後付けの場合は、太陽光専門業者にのみ依頼することができます。
ローンの利用法を比べてみると、新築時は住宅ローンとソーラローンを利用することができます。
しかし、後付けだとソーラーローンのみの利用となるので注意しましょう。
屋根の設計自由度は、新築時は自由にできますが、後付けだと自由にできる範囲が少なくなる可能性が高いです。
設置場所の選択に関しては、新築時だと設置場所を先行して決めれますが、後付けだと工夫する必要があります。
屋根のスペースが狭いと、設置することが難しい場合もあるので気をつけましょう。
最後に施行の費用は、新築時に設置したほうが安いです。
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建売住宅購入後に太陽光パネルを後付けするメリット・デメリット
先ほどは、建売住宅購入後に太陽光パネルを設置するとデメリットがあるとご紹介しましたが、メリットも生じます。
メリット・デメリットを把握することで、ご自身のライフスタイルに合った適切な判断をすることができるでしょう。
太陽光パネルを後付けするメリット
まず1つ目のメリットは、毎月の電気料金が安くなる点です。
太陽光パネルの役割は、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換することです。
変換した電気エネルギーは、光熱費に充てることができるので、毎月の電気料金を安くすることが可能です。
2つ目のメリットは、停電が起きても電気を使用することができる点です。
もし、台風や地震の影響で停電をしてしまっても、太陽光パネルに溜まった電気エネルギーから電気を供給することができるので、便利でしょう。
メリット3つ目は、室外の気温に影響されずらい点です。
二階建てのお家は、室外の気温の影響を受けやすく、夏場は一階より暑くなり、冬場は寒くなります。
しかし、太陽光パネルを設置することで、屋根から受ける気温の影響を抑えることが可能です。
メリット4つ目は、固定資産税がかからない点です。
新築の場合は、屋根の一部としと太陽光パネルを設置しますが、後付けの場合は、取り外し式の太陽光パネルを設置するので、固定資産税がかかりません。
太陽光パネルを後付けするデメリット
後付けするデメリット1つ目は、発電する量が天気によって左右される点です。
天気が悪く、太陽が出ていない日は、太陽光パネルに日が当たらないため、発電量が減ります。
また、家の向きによっても発電量は異なるので注意しましょう。
2つ目のデメリットは、屋根への負担が大きい点です。
新築時に太陽光パネルを設置するときは、太陽光パネルを考慮した上での屋根づくりをします。
一方で、後付けの場合は、太陽光パネルに配慮した屋根ではないので、負担を大きくかけてしまう可能性があります。
3つ目のデメリットは、初期費用が高い点です。
太陽光パネルを設置する際には、初期費用がかかります。
一括での支払いが難しいときは、ローンを組めますが、後付けの場合の選択肢は、金利の高いソーラーローンのみになります。
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建売住宅購入後に太陽光パネルを後付けするときの費用
先ほどは、初期費用が高いとご紹介しましたが、実際にどれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
太陽光パネルの金額はよく、車一台分の費用といわれ、決して安い買い物ではないので安易に設置することはできないでしょう。
設置前にしっかりと費用を把握し、資産計画を立てるのがおすすめです。
太陽光パネルの相場費用
太陽光パネルの設置費用は、一般的に84万円~140万円程度とされています。
太陽光パネルの費用は、設置した際のkw数によって異なるのでご紹介します。
●電力3kw:費用相場84万円
●電力4kw:費用相場112万円
●電力5kw:費用相場140万円
●電力6kw:費用相場168万円
●電力7kw:費用相場196万円
また、太陽光パネルのメーカーや、設置する際の条件によっても費用は異なるので注意しましょう。
さらに、後付けの場合は屋根の形状に合わせて設置するので、予算が高くなるケースがほとんどです。
なので、太陽光パネル業者に事前に連絡し、費用を確認するのがおすすめです。
太陽光パネル設置費用の内訳
まず太陽光パネル本体の金額は、17.4万円~87.0万円程度です。
次にパワーコンディショナーは、4.4万円~22万円程度です。
パワーコンディショナーとは、太陽光パネルで集めた直流電力を、交流電力に変換する重要な機械です。
家庭で取り扱っている電気は、交流電力なので、太陽光パネルで集められた直流電力をそのまま使用することはできません。
よって、パワーコンディショナーは、なくてはならない機械の一つなので注意しましょう。
そして、太陽光パネル設置費用の内訳の一つとして、架台があります。
架台は、太陽光パネルを乗せる土台のことで、費用相場は2万円程度です。
工事費は、6万円~30万円程度で、設置費、配線工事、足場代が含まれています。
さらに、太陽光パネルは1万円~2万円程度のメンテナンス費もかかるので気をつけましょう。
メンテナンスの内容としては、本体の太陽光パネルや、架台、パワーコンディショナーなどの周辺機器の点検をします。
パネルについた鳥のフンや、埃の定期的なお手入れも必要で、費用が3万円~6万円程度かかります。
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まとめ
建売住宅購入後に、太陽光パネルを設置することはできますが、メリットとデメリットがいくつか生じます。
まずメリットは、固定資産税がかからない点で、デメリットは初期費用がかかる点です。
そして、太陽光パネルの総額費用相場は、設置したkwによって異なり、一般的に84万円~140万円程度とされています。
決して安い額ではないので、十分に下調べをして設置を検討しましょう。
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